MONTURA

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トレイルランナー / TRAIL RUNNER

MONTURA ATHELETE INTERVIEW
TRAIL RUNNER

インタビュー・撮影/新井 知哉

トレイルランナー / TRAIL RUNNER
小川 壮太 / 矢嶋 信 / 鈴木 栞奈

PROFILE

(左から)小川 壮太 おがわ そうた / 岡山国体の山岳競技代表を機にトレイルランニングの世界へ。小学校の教師から 2015年にプロ転向。陸上競技、スキー競技、山岳競技において国体で活躍した経歴をもつ。スカイランニング世界選手権および山岳スキー世界選手権の現役日本代表。日本では数少ない稀有なプロトレイルランナー。
(Instagram:sota_ogawa オフィシャルサイト:http://sotaogawa.spo-sta.com/
矢嶋 信 やじま まこと / 中学生から陸上長距離をやり始め、高校生、大学生と没頭。30 歳位にトレイルランニングの魅力に取り憑かれ今に至る。スカイランニング、トレイルランニングの他ウルトラ、フル、ハーフとロードでもマルチにこなす。
(Instagram:yajiko82
すずき かんな / 静岡県島田市出身。中学の頃から陸上を始める。大学で陸上はやめてしまうが、社会人になり父・政宏さんに誘われるようにトレイルランニングの世界へ。親子2 代で共に、日々記録と距離を伸ばし続けている。
(Instagram:kanchan_1102

MONTURAを着ているランナー同士、集まった時の気分はどうですか?

矢嶋「やっぱりいいものを着ているなという仲間意識というか、実感はあります。着てみないとわからない良さも、お互いにそれを知っているよね、というような」

鈴木「MONTURAはデザインも機能性も良くて大好きなブランドなので、着ている以上は私も頑張らないとな…と気が引き締まる部分があります(笑)」

小川「イタリアブランドらしい洗練された配色だったりデザインなので、独特の雰囲気があって目立ちますよね。周囲にMONTURA着ている人がいるとすぐに気付きますし、嬉しいですよ」

トレイルランナー

MONTURAにはユニフォームという意味があります。トレーニングやレースなどに影響することはありますか?

小川「僕にとってはまさにユニフォームですよね。普段から着慣れているだけでなく、仕事着でもあり、レースでも着ている。ランだけでなく厳冬期のスキーウェアとしても使っていて、あますところなくMONTURAのもの作りの良さを感じさせていただいています。製品のコンセプトやこだわってくれているところは、より厳しい環境において気づきやすいと思うので」

矢嶋「確かに、汗をかいた状態で稜線で風に吹かれたりすると、組み合わせたウェアたちがうまく働いて、体のコンディションをいつも良い状態に保ってくれてるのが実感できますよね。レースで着るときには、本気のさらに2割増くらいで頑張らないといけないような気になります(笑)」

鈴木「平日のトレーニングでも、着替えると自分の中で『山モード』に切り替えられます。山に行く自分にスイッチを入れる感じですかね。山でもよく声をかけてもらえるのですが、身につけているものを褒めてもらえると嬉しくなってしまいます」

小川「僕もスイッチが入るという意味では同じですが、本気度が過ぎることもあって。ここにいるみんなは陸上競技出身だからわかってくれると思うけど、ユニフォームに身を包んだだけでアドレナリンが出るような感覚ってありますよね。気合が入りすぎて普段とは違う自分になってしまうのも、長時間の競技ではちょっと大変なので、少し気を抜きたいところもあります。フルマラソンまでなら、ずっとガチモードでもなんとかいけるんですけど(笑)」

鈴木「切り替えも必要かと思いますが、私は普段使ってないものをレースで使うのはちょっと怖いです。普段の延長線上というか、使い慣れているものでレースに臨みたいですね。レースのときに必ずつけるのはヘアバンドです」

矢嶋「なんとなくですけど、僕はレースではノースリーブを着ることに決めてます。袖があるとタイムに少なからず影響があるかもしれないですね(笑)」

トレイルランナー

MONTURAウェアに感じる特別感はありますか?

小川「1秒を生み出すためにという信念を感じるほど。薄手のTシャツひとつでも、ここまで研究してつくっているブランドは少ないと思います」

矢嶋「実際に着るとわかるのですが、とにかく気遣いが優しいです。縫い目とか切り返しの場所がすごく良かったり」

鈴木「まじまじと見るほどにすごく考えられてますよね。感動しちゃうくらい」

ベースレイヤーの役割と汗に関する意見を聞かせてください。

鈴木「MONTURAのベースレイヤーはとにかく、汗をかいてもずっと着心地が良いです。汗に対する感じ方は人それぞれかと思うのですが、私は山の寒暖差で体を冷やしたくないので、汗にはなるべく早く乾いてもらいたいですね」

小川「発汗量とか体質による個人差はありますよね。実は僕は速乾性が強すぎる素材は結果として体がヒートアップしてしまうのであまり好きではなくて。汗の本来の機能というか、汗をかくことで体温を下げたいので、ウェアがほどよく水分を保持してほしい。この『程よく』というところがポイントで、あまりに濡れていては冷え過ぎてしまうし。ほどよく保湿してくれるウェアで体温調整をしたいという意味ではDELTAPEAKR素材はかなりバランスが良いです」

矢嶋「着心地の良い素材ですよね。それにいいところにメッシュなどの切り返しがある。細やかに工夫されているウェアの恩恵は、使ってみないとわからないかもしれないので、やっぱり一度着てみて欲しいです。最近はネットで調べた情報だけでつい買ったりしてしまいがちですけど…」

トレイルランナー

トレイルランナー

MONTURAの製品で特に好きな特徴があれば教えてください。

小川「脇や背中など汗をかきやすくてかつ擦れるところは、長時間その状態が続くとふやけて傷になったりするのですが、MONTURAのウェアはそういう部分をメッシュにして速乾性を持たせてあるのが素晴らしい。身頃はほどよく保湿して体温調整をしながら部分的には汗を排除していく、という細やかなこだわりが好きです」

鈴木「デザインのかわいさはわかっていたのですが…(笑)、そういった説明を聞くとより凄さが実感できますね。今手元で触っているウェアもストレッチの方向とか、本当によく考えられてますよね」

小川「MONTURAというメーカーは、当たり障りのない製品をつくるのではなくピンポイントで『そこ』に特化したものづくりをするところですよね。フィールドにおけるこんな問題を解決したいとか、目的がはっきりしている人にしっかり刺さる製品をつくっている。アジアのように多湿でないヨーロッパで、ここまで汗のことを真摯に考えてTシャツを作っているメーカーは他にないんじゃないでしょうか。夏が苦手な自分もずいぶん と助けられています」

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