テンプレート
プロゴルファー / PROFESSIONAL GOLFERMONTURA ATHELETE INTERVIEW
SATO TAIHEI
インタビュー・撮影/新井 知哉
プロゴルファー / PROFESSIONAL GOLFER
佐藤 大平
ゴルフには体幹の強さと、
土台となる下半身の強化がとにかく大切。
プロの日常におけるトレーニングについて伺った。
PROFILE
さとう たいへい / 兵庫県宝塚市出身。両親の影響でゴルフを始め、「全国中学選手権」優勝、「関東高校選手権」連覇、大学時はナショナルメンバーとして、「ユニバーシアード」での金メダル獲得など活躍をみせる。 プロ転向後、2018 年より「クリヤマ」所属、AbemaTV ツアーで2 勝し、見事賞金王となった。 2019年はレギュラーツアーにフル参戦。 『トップ杯東海クラシック』で4 位タイとなるなど活躍し、2020 年のシード権を獲得。男子ゴルフ国内開幕戦『フジサンケイクラシック』で自己ベストとなる3 位タイをマークした。
(Instagram:taihei4161)
日常のトレーニング内容について教えてください
「ゴルフは安定したショットのために何より体幹と足腰の強さがが大切なので、縄跳び3分を5セット、腹筋を300回、そして90分(14~15kmくらい)走っています。ペース的には3日トレーニングして1日休むという感じです」
ストレッチはしますか?
またどれくらい行いますか?
「ストレッチは毎日欠かさずやっています。湯上がりに40分、お尻と股関節が硬い方なので入念に。あまりやりすぎて腱を伸ばしてしまっても怪我につながるそうなので気をつけています」
合宿期間になるとトレーニングのメニューは変わりますか?
「縄跳びは普通に飛んでても全身運動なのでかなりきついんですけど、合宿だと瞬発力強化のため二重跳びも取り入れたりします。
あとはランニングの際も、神社脇の長い階段のある砂利道や砂浜、芝などをコースに組み込んだりして、普段より負荷をかけます。
それだけでも本当にきついので、トレイルランをする方は本当に凄いと思いますね…」
体幹と下半身強化の他に特別に意識していることはありますか?
「体力強化のために、心拍数をあげることですね。試合のときは緊張から心拍数が200まであがったりもするので、その状態にも耐えられる体力と、高揚していても力まずに動けるように慣らしていく必要があります。
試合の朝に全力疾走をして、あえて心拍数を上げて臨んだりもしますよ」
シーズンに入ってからはどんな内容になりますか?
「週の前半をトレーニング、後半をアップのように分けていて、合宿中のトレーニングも参考にしながら、特に必要と感じたものを継続するようにしています。また、シーズン中にスイングを調整することもありますが、大切なのはまずどんな動きにも耐えうる筋力をつけておくことですね。その上で必要に応じてスイングを調整していくという感じ。
スイングを変えたくても必要な筋力がなければ思う様に動くこともできないですからね」
▼着用アイテムの商品ページはこちらの画像をクリック