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インタビュー/麻生弘毅 撮影/永易量行 

マウンテンアスリート 杉村航(すぎむらわたる)マウンテンアスリート 杉村航(すぎむらわたる)

使わないと分かっていても持っていく
オールマイティなジャケット

写真家 | 杉村航

1974年生まれ。登山、クライミング、スキー、渓流釣りをはじめ、アウトドア全般の撮影を得意とする写真家。雑誌やWEBのほか、メーカーカタログやポスターなどさまざまなメディアに作品を提供している。ライフワークは源流釣りと山岳スキーレース。


白馬不帰Ⅱ峰 

「山にいる時間がないと、精神衛生上、ダメなんですよ」

そういって照れ隠しのように笑うのは、写真家の杉村航さん。スキーをはじめ、登山、クライミング、源流釣りと季節を問わず山懐の奥深くへと潜りこみ、それぞれの世界の最前線を、その空気感を含めてを写し出す希少な写真家として、広く活躍している。

「若いときはずいぶん攻めていたので、人が行けないような過酷なとこで撮影できること、そして、体力自慢で行動が速いことを売りにしていました」

最近は身体にガタがきてますけど……そう言いながらも、笑顔の端々に余裕が浮かんでいる。そんな杉村さんによる撮影仕事でひときわ有名なものは、ビッグマウンテンスキーヤーとして、国際山岳ガイドとして広く知られる佐々木大輔さんによる、白馬岳・不帰の滑走を写し撮った上の一枚だ。

「ドロップポイントまで行って、ライダー目線で撮りたい、という気持ちがあります」

このあたりに、彼の写真が放つ力強さの秘密がある。アスリートとともに行動できる技術、体力に加えて、空気感を共有できるプレイヤーとしての視点。この目線があるからこそ、最高の一瞬を予測し、的確な場所で待つことができる。それは、自らその世界にうちこみ、獲得した経験の賜物である。

「これがスピードスケートやサッカーの撮影ならば、アスリートはカメラの向こうにいるから、一緒に走り回って撮ることができない。そうではなくて、ライダーとともにバックカントリーを歩きながら話をし、一緒の時間を過ごしながら撮影するのが好きなんです。クライミングも釣りもそうですね」

そうして、その場にいなければ出会えな一瞬を写しだす。あとはそこに自分の内面を添えて表現することができれば……饒舌な彼が口ごもるところに、含羞と本音がにじんでいる。

MONTURAの頑丈さには本当に助けられています

ライダーと行動を共にし、撮影をすること。そうした思いから、山岳スキーの世界選手権の撮影を、杉村さんはライフワークのひとつにしている。

「あれはイタリアだったかな、日本にはないタイプのトゲのブッシュがあり、これくらいならいけると突っこんだら、強烈な藪がパンツに刺さり、滑っているのを引き戻されるくらい、すごい勢いで生地が伸びたんです」

その結果、足には血が流れていたものの、パンツは破けることがなかったという。

「いつも泥臭いクライミングや沢登り、藪と格闘するようなスキーをしているので、MONTURAの頑丈さには本当に助けられています」

そんななかでも、一年中、手放さないという一着が「Genesis Hoody Jacket」だ。

「いつでも、どこでも使えるオールマイティな一着。結果的に使わないことはあっても、山に持っていかないことはない。街に下りてからも愛用しています」

子どものようにくるくる回る眼で、愛用のウェアを矢継ぎ早に取り出す。それらのほとんどが、色あせるほど使いこまれている。

「こっちのパンツは11月の北海道でね……」

現場の空気を写し出す世界観、その広大な背景を支えるウェアたち。くたびれてなお活躍する一着は、写真家の誠実な歩みを表している。

 杉村航の愛用ウェア 
 GENESIS HOODY JACKET 

  • わきの下にはストレッチパネルを配置。肩の大きな動きを妨げず、かつ通気性に富むため熱がこもりにくい。「生地がつっぱらないのでストレスなく動けますね」。真上に腕を上げるようなクライマーの動作にもスムーズに追従する。

  • 首筋に触れることもある襟の内側にはマイクロフリースを貼り、快適性を高めている。「おかげで冬でもひんやりしません。細かいところですが、こういうなにげないディテールはうれしいです」。細かな起毛で心地よい肌触りだ。

  • 待つことも仕事であるカメラマンの防寒対策には学ぶことが多い。「寒い時期はネックウォーマーと薄手のバラクラバを併用しています」。体温を下げたくない冬の休憩時には、シェルの上からこのジャケットを羽織ることもある。